Kaggleコンペティションで松尾研究所データサイエンティスト2名が参加したチームが金メダルを獲得

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    2025.09.12

株式会社松尾研究所(以下、「松尾研究所」)のデータサイエンティストが、世界最大のAIコンペティション「Kaggle(カグル)」主催の「Make Data Count – Finding Data References」で金メダルを獲得しました。

「Kaggle」とは、データ分析や機械学習に関する課題を競い合うオンラインプラットフォームです。世界中のデータサイエンティストや統計家などが参加しており、AI人材の育成や企業の課題解決に役立っています。本コンペティションには世界トップレベルのデータサイエンティストや機械学習エンジニアが多数参加しており、この度の受賞は、松尾研究所のデータサイエンティストの発想力と技術力が世界的に認められたものと考えています。

これにより、参加メンバーの長谷は「Kaggle」コンペティションに参加しているユーザの上位約1%に相当する「Kaggle Master」の称号を獲得し、同じく参加メンバーで既にKaggle Masterの奥村は獲得金メダルが4枚となりました。

【取り組み内容】

科学論文におけるデータセットの言及を特定、そのデータセットが当該論文で初めて言及されたもの(Primary)か、既存研究から引用されたもの(Secondary)かを予測し、その判定精度を競うコンペティションです。

【受賞者コメント】

株式会社松尾研究所 シニアデータサイエンティスト
長谷 航記

本コンペティションに参加して、データサイエンスの泥臭い部分も含めた分析の知見を多く獲得することができました。今後もKaggleへの参加、データサイエンティストとの競争、交流を通じて自分自身のスキルを向上させ、得られた知見を社会に還元できるよう精進してまいります。

株式会社松尾研究所 データサイエンティスト
奥村 悠希

このコンペティションを通じて、データ引用についての課題をよく理解することができました。また、論文やデータセットに関する大規模なデータを処理する技術も身につけることができました。あと金メダル1枚でGrandmasterなので頑張ります。

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