自動運転実現に向けたティアフォー社との共同プロジェクト概要の紹介
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Date
2024.10.24
ティアフォー社と松尾研究所は、2020年から共同研究を開始し、2024年で5年目を迎えました。本共同研究では自動運転レベル5の実現を目指し、短期テーマと長期テーマという2つの時間軸で課題解決に取り組んでいます。
短期テーマでは、ティアフォーが開発を主導する自動運転用のオープンソースソフトウェア「Autoware」の機能改善に取り組んでいます。具体的には、松尾研究所が持つ深層学習に関する知見を活かし、自動運転の現場に近い立場から、「Autoware」が有するモジュールの認識精度や予測精度の改善などを進めています。
一方、長期テーマでは、松尾研究所が注力している世界モデルの自動運転領域への応用に取り組んでいます。世界モデルは、観測情報から実世界の変化を学習するモデルです。この技術を自動運転領域に応用することで、より高次な自動運転技術の実現に貢献できると考え、基礎研究的な立場から研究開発を進めています。
参考:「世界モデル」とは何か? 知能の実現に向けて、松尾研が研究を推進する理由。(東京大学松尾・岩澤研究室HPへ遷移)
https://weblab.t.u-tokyo.ac.jp/20221130-1/
今回、松尾研究所のメンバーとティアフォー社が共同で研究してきた内容をまとめ、本取り組みについて全3回にわたる記事でご紹介いただきました。詳細は下記記事をご覧ください。(ティアフォー社HPへ遷移)