松尾研究所 企業憲章

株式会社松尾研究所(以下、「松尾研究所」という。)は、国立大学法人 東京大学 工学系研究科 松尾研究室(以下、「松尾研究室」という。)に伴走し、大学を中心としたイノベーションを生み出す「エコシステム」を作り、大きく発展させることを目的に設立されました。企業が技術を用いた製品やサービスを開発することは容易ではありません。技術によって新たに生まれる市場は、往々にして小さい規模から始まりますが、その担い手は大企業からスタートアップまで様々です。

技術は、企業によって、技術が製品やサービス化され、多くの人々の生活に役立つものなってはじめて価値をもちます。

そして、それが企業の収益となり、次の時代の研究に対する投資となって、企業そして大学等における研究・開発活動が長期的に維持・促進されると考えています。

こうした、大学における研究を取り巻く、大企業やスタートアップを含めた「エコシステム」を作ることが、松尾研究所の存在意義です。その目的達成のためには、松尾研究所自身が、高い視座に立った適切な企業運営がなされている必要があり、ここに以下、企業憲章(3つの誓い、5つの約束)を定めます。

3つの誓い

①松尾研究所は、松尾研究室と密に連携し、エコシステムの構築・進化の目的達成に向け、必要な事業・活動を行っていくことを誓います。

② 松尾研究所は、松尾研究室の「研究」の成果、知、技術の「開発・実装」を行い、広く社会に普及を目指すことを誓います。

③ 松尾研究所は、常にその存在意義・貢献を自ら問い続け、自身の活動の変革を続け、社会からの期待に応えていくことを誓います。

5つの約束

① 松尾研究所は、東京大学との関係において、利益相反問題が起こらないよう、松尾研究室とは独立した透明性の高い経営体制を構築し、適切にマネジメントすることを約束します。

② 松尾研究所は、研究者の研究活動、学生の勉学が最重要であるとの考えの下、雇用等においては、研究者及び学生の自由意思を尊重し、研究活動・勉学の妨げにならないよう常に配慮することを約束します。

③松尾研究所は、エコシステムの構築・進化のために必要となる以上の利益は、次の時代の研究活動に還元することを約束します。

④ 松尾研究所は、その存在意義がなくなった場合には、すべての利益を社会に還元した上で、解散することを約束します。

⑤ 松尾研究所は、本企業憲章に反するような事態が発生したときには、透明性の高い厳格な対応を図ることを約束します。